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冬のワイン会「冬が旬の食材とワイン」①[アペリティフ〜前菜]編

善光寺を眺めながらコース料理が楽しめる『ミュゼレストラン善』では、先日2月17日に3回目となる【ワイン会】を開催いたしました。

事前予約を承り、たくさんの方にワインペアリングにご興味を持って頂きました。

お問い合わせ、ご予約頂き本当にありがとうございました。

ここでは、前回と同様にご興味を持っていただいた方へ、

また新しいワインライフのご参考に、

当日、ワイン会にご用意したお料理に合わせ、ペアリングを行いました「冬が旬の食材とワイン」を簡単にですがご紹介いたします。

ミュゼレストラン善でしか楽しめないマリアージュ

ぜひ次回のワイン会にもご興味を持っていただければと思います。

【ワイン会】今回のテーマ

今回のテーマは

冬が旬の食材とワイン

長野の食材にこだわっているミュゼレストラン善。

ワイン会に合わせて、県産の食材に加え、『旬の食材』でお料理をご用意。

合わせてお料理に合うワインを、

「冬の食材と楽しみたいワイン」として、お料理に合うワインをご案内いたしました。

特に今回は「冬に旬を迎える食材」として、海鮮を取り入れたお料理を中心に、長野県産の食材を合わせて使いご提供しました。

前回の「カスレ」同様に、寒い日に食べたいあたたまるお料理を中心に、合わせたいワインとして参考になるワイン会となりました。

【ワイン会】アペリティフ〜前菜

まずはじめに、食前酒である「アペリティフ」からアミューズ、前菜までのお料理、ワインをご紹介します。

※ワインについて ワインアドバイザーであり、当レストランでお世話になっております『セラーキタムラ』北村様にご協力頂き厳選していただきました。

▼メインからデザートについてはこちらをご覧ください

アペリティフ(食前酒)

よく、胃を刺激し食欲を促すために楽しまれると言われる「アペリティフ/食前酒」

今回、ご用意したのはスペイン「サンルカール・デ・バラメーダ」の街で作られる「ラ・ゴヤ」の辛口タイプのシェリー酒。

サンルカール・デ・バラメーダで作られたシェリー酒だけがマンサニーリャと呼ばれ、食事とも合わせやすいタイプです。

※シェリー酒とは、スペイン・アンダルシア地方のヘレス周辺で造られる酒精強化ワイン一つです。

更に酒精強化ワインとは、醸造過程でアルコールを添加することでアルコール度数を高めたワインの分類の一つ

海にも近い産地とあって海風のような塩気を感じる味わい。

新鮮なシーフードとの相性が良いのが特徴です。

アミューズとスパークリング

お料理前のちょっとしたお楽しみとしておだしする「アミューズ

今回は、新鮮な「旬の牡蠣」を使い見た目にも綺麗に。

海鮮蒸しに仕上げ、磯の香りとあん肝、口の中でほのかに香る柚子をアクセントに添えました。

一口で贅沢な「海の幸」が楽しめるのが嬉しい「一杯」を今回もご用意いたしました。

そこで合わせたいのは「スパークリング」ということで、ご用意したのが南フランスを代表する産地

ローヌ地方のスパークリングワイン。

凝縮した果実味や少しエキゾチックな熟成香なワインがお好きな方におすすめのローヌ地方のワイン。

今回ご用意したクレマン・ド・ディは、シャンパーニュと同じ製法で作られているスパークリングワイン。

桃や洋梨のようなフルーティーな味わいに、きめ細かい泡が柔らかく、牡蠣を含め海鮮の旨味を一層引き立てます。

また軽やかな印象は、魚介料理はもちろん前菜や、さっぱりとした鶏肉料理にもおすすめの一杯です。

前菜と南フランスワイン(白ワイン)

一皿目の前菜としてお出しした料理は、南フランスの伝統的料理「ブランダード」。

フランス語で「混ぜる」という意味のあるブランダードは、鱈をペースト状にした料理。

じゃがいもと合わせ、グラタン風にパン粉とチーズで香ばしく焼き上げました。

南フランスの伝統料理ということもあり、ここでは同じ産地であるフランス南部の白ワインを合わせます。

今回合わせたワインは、フランス南部、ラングドック・ルーション地方「コルビエール地区」のワイン。

コルビエールは比較的赤ワインが多い地ですが、ここでは白を。

ドメーヌ・カブリアックのワインはバランスが良く、酸味が穏やかで芳醇。

今回の鱈、じゃがいもを使ったブランダードを後ろから引き立てるしっかりとしたワインです。

一つに「フランスワイン」と聞くと、地方や畑名、造り手と、選ぶのが難しいと考えてしまう方も。

このワイン会で何度かご紹介しておりますが、選び方の一つとして、その土地の料理に同じく同じ産地のワインを合わせるという選択肢があります。

また今回お出ししたフランス南部「ラングドック・ルーション地方」のワインは料理に合わせやすく、コスパが良いワインも多くあります。

本来有名な産地や銘柄からというのもありますが、やはりお料理に合わせたい、合わせやすい方法を探すのがはじめはおすすめです。

前菜と日本酒

次の前菜としてお出しした前菜、こちらも『冬』を感じる一皿をご用意いたしました。

香りがよく食感も良い旬のきのこ、そこへ「旬の鱈白子」を使用したムニエルを。

ケッパー風味をまとわせ、程よい酸味がアクセントに。

クリーミーな白子に特製の焦がしバターソースをかけ、冬の絶品な一皿に仕上げました。

濃厚ながらケッパーの風味が爽やかに思わずパンが欲しくなる一皿です。

「料理に合うワインを楽しむ」

ここで合わせたいワインとして、今回ご用意したのは「日本酒」。

長野ワインで有名な「小布施ワイナリー」の極少量で生産される一本です。

それが小布施ワイナリー、ソガペールエフィス「ヌメロシス」サケ エロティック

上品なフルーツのような甘い香りにしっかりとしながらもスッキリとした後味が特徴。

焦がしバターソースの香りとクリーミーな白子を日本酒の持つ旨味とあいまって相乗効果に。

小布施ワイナリー

普段はワイン造りとワイン葡萄栽培をされていますが、冬の時期・雪と極寒でワイン畑の出来ない数週間だけワイン造りではなく「趣味のSAKE」をワイナリー内で醸しています。

入手困難と言われていますが、新しい組み合わせの一つとしてご参考になればと思います。

善光寺を眺めながらお食事

善光寺を含め自然美を一望できるミュゼレストラン善の3回目となるワイン会。

後半といたしまして、別の記事にて「メイン料理からデザートまで」の冬のペアリング、ワイン会の内容をご紹介した記事を記載しております。

ぜひご参考にご興味を持っていただければ幸いです。

▼過去のお知らせやレストラン情報も合わせてどうぞ

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